個人でインスタ広告を配信してみた。その過程と体感。

※この記事は2018年4月にnoteで記載した記事になります。
 
いらっしゃいませ。
 
何かのきっかけでこの記事にたどり着いたということは、少なからず興味をもって頂いたのだと思います。ありがとうございます。
 
以前、好奇心が赴くままに「個人でTwitter広告を配信してみた。その過程と体感。」というnoteを個人的なメモがてら書いたのですが、意外と反応も良く、どなたかのお役にも立ててるのかも?という感じることがありました。
 
そんな中、ふと、ほとんど休眠状態だったInstagramを最近改めて使い始めたので、今回はインスタ広告も実験してみようかなと思い立ったわけであります。
 
自分のお金を使うわけでもありますし、基本的には単純な好奇心と遊びでしかありません。ただそれが、マーケターとして業務にも少なからず役立つのかなという面もあったりします。数字やレポートだけでしか日々みることがない出稿と、また違う視点で考えることができるはず。これはきっと一石二鳥。
 
さっそく、トライしていくことにします。
 

実験スタート(過程をメモ)

 
まずどこから始めたらいいのかわからないので「instagram 広告」とgoogleで検索してみる。そうすると「Instagramで広告」というページにたどり着くことができました。さすがグーグル先生、この辺は一瞬です。
なるほど、このサイトからいけばいいのね。スクロールをしていくと、
 
「広告を作成」というボタンがでてきます。分かりやすい。さっそく作成してみようと次のページに進みます。
 
するっと、Facebookの広告マネージャページにやってきます。ふむ、Instagramへの出稿もこれ経由で行なっていくのね。左側に行程ぽいものが書いてありますが、「目的の設定>広告アカウントの新規作成>オーディエンス設定>配置>予算>広告形式>メディア>クリエーティブ」という順序で設定していく感じになりそう。概ねTwitter広告の流れとも変わりませんね。ただ色々と細かく設定できそう。
 
まずは目的。今回はさくっと作りたいので「クイック作成に切り替える」というボタンから進んでみようと思います。わくわく。
 
なるほど。ここから概ねの設定を行えると。今回の目的はとりあえず「トラフィック」にしてみます。そして、どうやらA/Bテストも行える模様。きたこれ。こういうのはマーケターの好奇心を煽りますね!冥利につきます。
 
さっそくオンにして、次なるステップに進みます。
さて、そうするとここから細かく設定するページになるようです。まずは金額上限、A/Bテストの変数を決めていきます。「今回は単純に画像違いでA/Bテストしてみようかな(楽だし)」そんな思いをもっていたので、それ以外の部分は共通で設定していくことにします。まずはこの画面で上限予算を10,000円とし、右カラムにある「広告セットの共通設定を編集」をクリックして、広告以外のところを設定していくことに。
 
そうすると、日予算やターゲット、出稿面が設定できる画面にきました。きたきた。デジタル広告の醍醐味の部分。出稿面はFacebook、Instagram、Messengerなど細かく指定することもできる様子。ここまで選べるのね、すごい。(というかMessengerのなかに広告枠ってあったのか。)
 
今回はインスタ広告実験用にそれっぽい所で設定してみます。(今回は実験なので、そこまで細かい調整は行いません。こだわり始めると結構終わりがみえない作業にもなりそうなので。)
 
ここまでできたら、あとはA/Bテスト用の広告設定ですかね。左カラムの「広告A」「広告B」をそれぞれ設定していきます。
 
それぞれ、画像やリンク先、テキストを設定。クリエーエィブも考え始めると止まらないもの。今回は画像のA/Bテストということでそれ以外の項目は共通のもので設定していきます。結構細かいところまでカスタマイズできるようで、「ストーリーズの背景色を指定しよう」なんて機能もあったりした。せっかくなので、インスタ公式のブランドアセットページから、カラーコードを拝借。色を寄せてみました。
 
また「画像を動画に変換」という機能で、テンプレート動画に画像やテキストをはめ込んだ表現もできるようだったけど、制限がきつそうだったので今回は遠慮しました。でも、動画需要大きいでしょうから、こうした機能はとてもありがたいですね。
 
さて、これでいよいよ配信の時が近づいてきた。公開するボタンを押してみると・・・!
あ、たしかに支払い方法は必要ですよね…。焦る気持ちを抑えつつ、カード番号を入力します。すると…
 
ついに始まったっぽい画面が!が、しかしまだ何かエラーコードが出てる模様。どうやら、公開できたのは広告Aのみで、A/Bテストで配信するなら広告Bも公開しなさい、ということらしい。なるほど理解。さっそくキャンペーンを再編集します。そして…
 
エラーも消えて無事完了!あとはスタートするのを待つのみ!いやーなんとかここまでたどり着くことができました。
 

感想(というかやってみての体感)

Twitter広告で実験をした経験もあるので、サクッといけるかなと思っていましたが、結局色々な部分で設定やカスタマイズをする余白があるため、考え始めるとかなり時間がかかるんだなあというのが、まず大きな実感。
 
ターゲットの設定、見出し文、画像クリエーティブ、配信面、日予算など、デジタル広告で重要なレバーを自分でいじることができる。正解はないなかで、個人でも色々と試行錯誤しやすい環境がここまでできているというのはとても凄いことだと思います。これでも一つの広告キャンペーン設定にすぎないと思うと、一定金額で大量に配信する企業の広告出稿はとても大変なことだなと…。広告代理店さんの大変さが改めてわかる。
 
逆に、1ユーザーからすると、こうした様々なロジックや人の思惑によって、デジタル広告が僕たちに届けられている、ということを改めて意識するきっかけになりました。
 
広告から来たあなた。こうやって情報届いてるんですよ!
 
これはいつかのタイミングで、子供にも実践させてみてもいいかもな。配信側の立場や思考に立つことで、フェイクニュースに惑わされないネットリテラシーが養える気がします。
 
結局は、またこんな当たり前のようなことがより実感できる経験になりました。やっぱり「体験してみる」というのは頭で分かってる以上に得られることはたくさんありますね。今後も積極的に実験してみようと思います。

結果

ちなみに、結局広告の効果ってどんなもんなのよ?という結果については、広告配信終了後、改めて追記をしたいと思います。
 
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